1,000万人いる骨粗しょう症患者。あなたもその予備軍?

骨粗しょう症

変形膝関節症とならんで女性の寝たきりの大きな原因になるのが「骨粗しょう症」です。骨が脆くなり、折れやすくなってしまう状態のことです。

エストロゲンが影響しているため更年期以降にリスクが高まるわけですが、最近は過剰なUVケアによるビタミンD不足でもともとの骨が弱くなっているため より発症リスクが高まっているといわれています。

寝たきりリスク急増!骨粗しょう症の恐怖

骨粗しょう症の恐怖

今、将来的に寝たきりや介護が必要になるリスクが急増するということで注目されているものに「ロコモティブシンドローム」というものがあります。

これは骨・筋肉・関節といった運動器が劣化して、障害が起こることで運動機能に支障がでることをいいます。 運動器は年々衰えていきますから男性も女性も加齢とともに運動機能は低下していきます。

ただ、女性は男性に比べてもともとの筋肉量に大きな差があることや閉経以降、急速に骨が弱くなるので、身体を正しく支えきれなくなり、 関節にゆがみが生まれ、痛みが生じて、動けなくなっていくという負のスパイラムに巻き込まれやすい傾向があります。

そんな、骨・関節の劣化にも影響しているのが女性ホルモンです。

骨にかんして解説すると、閉経以降、エストロゲンが減ってしまうことで骨を溶かす破骨細胞が活性するのに対して骨を新たに作る骨芽細胞の働きが弱まるので骨を作る作用が間に合わなくなってきます。

その結果、骨量の低下、骨密度の減少が起こってきます。骨密度が20~44歳の平均値の70%未満になると骨粗しょう症と診断されるので覚えておいてください。

骨が弱ってしまう一番の問題は骨折のリスクが高くなってしまうことで、気が付いたら圧迫骨折を起こして背骨がつぶれていたり、 太ももの骨を骨折し、その治療で入院しているうちに筋肉が弱って寝たきりになってしまう....なんていうケースが非常に多いんですね。

一度脆くなってなった骨は元には戻らないため、若いうちから丈夫な骨をつくって、それを劣化させないように維持するということが大切なんですが、 最近は若い人の骨の状態が著しく低下していることが実は大きな問題になっています。

過剰なUVケアによる紫外線不足。

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取が足りない。

運動不足

骨のことを考えると、紫外線を浴びるというのはビタミンDを合成するためにすごく大事なことなんです。 なので顔はシワやシミをつくりたくないでしょうから紫外線対策をしっかりするにしても、身体のどこは紫外線を浴びたほうがいいです。

ためしてガッテンでは、「手のひら」がメラニン生成力が弱いためビタミンDを効率よく合成できると紹介していました。夏は15分、冬は30分が日光浴の目安になります。

ぽっちゃり体型は要注意!~変形性膝関節症の痛み

加齢そして女性ホルモンの減少が重なる閉経期以降からは関節部分の痛みに苦しむ人がでてきます。特に多いのが股関節や膝関節です。

加齢や運動不足といった影響は筋肉の減少や体重の増加といった形であらわれ、女性ホルモンの減少の影響は関節の軟骨成分や骨の劣化につながります。

関節軟骨にはエストロゲン受容体があることからエストロゲンが不足すると軟骨成分が不足や潤滑液の分泌不良が起こると考えられています。

筋肉のサポートもなく、重くなった体を脆くなった骨や関節で支えるというのは当然限界がありますから、ゆがみや痛みがでてきてしまうわけです。

関節の痛みを治療せずに放置していると、関節の変形がすすみ、痛みも増します。動くのが億劫になり、そのうち歩行困難になって寝たきりになってしまいます。 女性に特に多い変形性膝関節症は「ロコモ」の代表格なんですね。

女性40代の有病率は約10%。これが50代には約30%、60代には約60%と閉経以降に急増する傾向がある。

この変形性膝関節症は、「筋肉がない」「ぽっちゃり体型(=デブ)」「O脚」の3拍子が揃うとリスク増です。太ももに筋肉があれば、 それで体重を支えられるんですが、なければ膝関節で体重を支えないといけなくなってしまうからです。

すり減ってしまった関節の軟骨はいまのところ元に戻らないといわれています。そのため関節に負担をかけないように体重コントロールをして、 太ももに筋肉をつけて、軟骨を劣化させないように維持するということが大切です。

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