太り方が変わる!?内臓脂肪で生活習慣病リスク増!

内臓脂肪で生活習慣病リスク増!

スリムな体型に憧れるけれど、甘いもの、美味しいものの誘惑には勝てずついつい食べてしまって、またリバウンド....。 若いころはすぐに痩せても加齢とともに痩せるのも難しくなっていきます。

また、脂肪がつくといってもこれまで皮下脂肪が増えていたのが閉経を境に内臓脂肪が増えていきます。 糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病リスクが高まるのはそんな太り方の変化があるからです。

加齢とともに太りやすくなり、閉経とともに太り方も変わる!

男性も女性も加齢とともに太りやすくなり、痩せにくくなる理由は基礎代謝の低下です。 運動量の低下や筋肉量の減少などが影響しています。

基礎代謝が低下すると今までと同じ量しか食べていなくても自然に体重は増えていきます。太りやすくなったと感じるのはそのためで、 太らないようにするには体組成計などを買ってきて体重と一緒に筋肉量もしっかりチェックして基礎代謝を低下させない努力が必要になります。

見た目の体型の若さ、姿勢の美しさ、膝の関節痛の予防などにとっても筋肉があることは絶対条件です。(筋肉を鍛えることの重要性は⇒「脳・筋肉を鍛える」)

それから太り方の特徴として、男性が内臓脂肪を溜めこみやすく、おへそ周りを中心に上半身が風船のように膨らんだ「リンゴ型」が多いのに対して、 女性はお尻や太ももに皮下脂肪がついて下半身が肥大化する「洋ナシ型」が多いという話は聞いたことがあると思います。

ただ、この性別による太り方の傾向は女性が閉経を迎える前までの話なんです。

女性は閉経によりエストロゲンの分泌が減少すると一変して内臓脂肪がつきやすくなり、男性と同じ「リンゴ型肥満」が7割近くを占めるようになります。 つまり、どんどん女性もお腹がでてくる(腹囲90㎝以上でアウト!)ということです。

太ってしまうのは変わらないし、皮下脂肪も内臓脂肪も同じじゃないの?と思っているかもしれませんが、皮下脂肪と内臓脂肪は全く違うものです。 一番の違いはなんといっても内臓脂肪が蓄積されることで、脂肪細胞から生活習慣病を引き起こす悪い生理活性物質が分泌されて動脈硬化の原因になってしまうということです。

動脈硬化になりやすい」で解説したように、更年期以降はエストロゲンの分泌量が急激に減ってしまうことで、 LDLコレステロールや中性脂肪、血圧や血糖値などの数値も高くなってきます。

「高血圧」「高血糖」「脂質異常症」のどれか1つでも指摘されたらイエローカードで、さらに内臓脂肪の蓄積(腹囲90㎝以上)が加わると、イエローカード2枚でレッドカード、退場です。

太りやすくなり、太り方が変わる閉経後は、以前と同じ食生活や生活習慣でいると、それがそのままリスク要因となります。 早いうちから閉経後のカラダにあわせた新しい生活習慣を取りいれたほうがいいでしょうね。

セルライト~始末の悪い脂肪の塊

おしりや太ももに皮下脂肪がつきやすい女性にとって天敵なのがセルライトです。皮膚の下のデコボコしているあの醜い脂肪の塊です。

このセルライトは脂肪や老廃物、水分等が混じり合ったもので、皮下脂肪が付きやすい部位(太ももやおしり、二の腕など)にできやすいんですが、 血流やリンパの流れが悪いほどできやすいです。

年齢にとわず運動不足で筋肉がなく、冷えもあるといったような血流やリンパの循環の悪そうな人は要注意なんですが、 このセルライトは女性ホルモンが大きく変動する「妊娠中・産後・更年期」にもできやすくなるものなんです。

特に女性ホルモンでセルライトに影響するのはプロゲステロンのほうです。プロゲステロンの分泌バランスが大きく変動するとセルライトが悪化します。

皮下脂肪は内臓脂肪に比べると体にとって悪さをするものではないのですが、セルライトのように醜い代物を作ってしまうのでないに越したことはありません。 1回セルライトができてしまうと、ダイエットしても運動してもなかなか取り除けないといわれているのも恐怖を感じますよね。

セルフマッサージで消えるという話もありますが....どうでしょう?

ただ、いってしまえばセルライトは、ぽっちゃり系の女性に多い悩みです。血行不良や代謝不良にならないように体を冷やさないように気を付けて、 筋肉をつけて運動することで余計な皮下脂肪をつけないようにすればセルライトはできません。

普段はそうしたセルライト対策を頑張れても倦怠感ややる気のなさに苦しむ「妊娠中・産後・更年期」にもできるかというと難しいかもしれません。

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